5章 恋愛テクニック

1.印象チェック

第一印象は今後の関係性に大きく左右するほどとても大事なことです。特に第一印象は相手にどう映っているのかがポイントになります。また、いつ出会いがあってもいいように普段から身だしなみには意識しておくように心がけておきましょう。

(1)外見

第一印象は外見が大事ですが、ときどき外見にこだわりすぎて、見た目がかえって近寄りがたく、話しかけにくい雰囲気になっている人を見かけます。アクセサリーや持ち物にどれだけこだわったとしても、必ずしも相手にいい印象を与えるというわけではありません。

(2)清潔さ

清潔さは第一印象の中で最も重要です。どれだけ外見がよくても清潔感のない女性は引かれます。かばんの中が整理されているか、服についた毛玉や過度なネイルなどチェックしておきましょう。

(3)ヘアースタイル

あまりにも特徴的で人が近寄りがたいようなヘアースタイルは避けましょう。自信のない人は美容室などにいって男性のスタイリストさんに相談してみるといいでしょう。

(4)服装

オシャレを意識することもいいのですが、派手すぎない暗すぎない、清潔感がある普通のスタイルで充分です。オシャレに自信のない人はレディースファッション店などで店員さんに相談してみるといいです。

(5)匂いや香水

口臭など自分の匂いが気になるのであれば、香水などつけるといいですが、付けすぎたりすると逆に嫌がられます。香水の匂いも特徴的なのは避けたほうがいいでしょう。

2.男性を立てるテクニック

多くの男性は上に見られたい、考え方を認めてほしいという意識があります。たとえば「俺がいないと駄目だ」、「俺が~してあげたい」と内心で思っている男性が多いのです。この心理の裏側には「俺ってすごいでしょ?」と認められたい欲求(自己是認欲求)があるわけです。そこで、そんな男性の気持ちを理解して、そこは肯定して立ててあげるようにしましょう。

(1)批判してはいけない

男性を立てるわけですから批判してはいけません。話を聴いて 「それって自慢?」、「ふーん、だからどうしたの?」などの興味なしの反応をしてしまうと、男性はたちまち落ち込んでしまいます。

(2)認めてあげる

男性が自慢できるようなことをした時や、得意げな話をしてきたとき、男性はがんばった自分を認めてもらいたいときなので「すごいね!」、「よくがんばったね!」と言って認めてあげましょう。

(3)愚痴を聴いてあげる

男性はときどき愚痴をこぼす時がありますが、そこも自分の考え方を認めてほしい時でもあります。そういうときは愚痴を聴いて受容、共感してあげましょう。

(4)優越感、プライドを大切にしてあげる

多くの男性は女性に何かをした後、優越感に浸っている場合が多々あります。そのとき、女性から「こんなところあったんだね。連れてきてくれてありがとう」といわれると嬉しいものです。しかし「ここは前に来たことあるから知っているよ」などと言ってつまらなそうにすると、男性のプライドは傷つきます。嘘をつく必要はありませんが、せめて男性のプライドは大切にして「こんな素敵な場所を知っていたんだ。さすが~さん」くらいは言ってあげましょう。

(5)力仕事をお願いしてみる

男性は認められたい欲求があるため、女性の役に立てれば嬉しいものです。重い荷物を持ってもらう、高いところにある物を取ってもらうなど、なんとか自分でできそうなことでも、男性がする仕事チックなことはお願いしてみましょう。そして「やっぱり男性がいると頼りになるね、ありがとう」などと言ってあげるとより効果的です。

3.男性を褒めるテクニック

褒め上手はモテてるとよく聞きますが、人には自分を褒めてくれる人に好意を抱く心理(好意の返報性や自己肯定欲求)があるからです。誰でも褒められて嫌な気はしません。
男性と話しているときに、相手の気持ちを少し気にかけて、受け入れてあげることが重要なポイントです。

(1)感情をこめて心から褒める

ただ、言葉で褒めるのではなく感情を込めて心から褒めていきましょう。感情が込められていない褒め方をすると「ただのご機嫌取り」と受け取られてしまいます。

(2)褒めすぎない

相手の全てを褒めすぎると裏で何か意図があるのではないかと不信に思われる可能性があります。褒め上手な人は会話の中でタイミングよく相手を褒めていきます。同じところを毎回、何度も繰り返し褒めると効果がなくなりますので注意しましょう。また、偽善的な褒め方ではなく、必ず心の底から褒めてあげるのがポイントです。

(3)意外な一面を褒める

少し高度な褒め方ですが、相手も気づいてない良い部分を見つけ出して褒めてあげるとかなり効果はあります。自分でも気づかなかった部分を褒めてあげるわけですから、相手も自信を持つことができます。

(4)根拠のない褒め方をしない

根拠のない褒め方をするとお世辞みたくなり、裏があるように受け取られてしまいます。褒めるところを必死にあら探ししなくても、褒めるポイントが見つからなければ無理をして褒める必要はありません。褒め方を間違えるとやはり悪印象を与えてしまうことになりますので注意してください。

4.褒め方のテクニック

では、次に男性の褒め方を見て行きましょう。

(1)内面褒め

内面褒めとは言葉の通り、性格や考え方、価値観など、男性の内面を褒めていくのですが、ただ感情もなく「そっか、すごいね」といっても感情は伝わりません。内面という見えない部分を褒めるには感情表現がポイントになります。

「今日は部長が休みで、代わりに俺が仕事を任されて大変だったんだよ」
「部長の仕事を任されるなんてすごいね!」(部長に任されていることを褒めている)
「他の社員じゃできないから、仕方なく俺がやったんだけど大変だったよ」
「できる人は大変だね」(できる人と褒めている)

美味しいお店や綺麗な夜景スポットに連れていってもらった時はお礼の言葉にプラス褒め言葉をいれてみましょう。 「今日はありがとう。こんな美味しいところを知っているなんて、~さんは物知りだね」(経験豊富であると褒めている)

さらに少し高度ですが、「今までに何人の女の子を連れてきたの?」と言うのはかなり効果的です。ただし、あまり真面目すぎる人には効果が薄いので注意です。
「こんな素敵な夜景を見せてくれてありがとう。今まで何人の女性をここに連れてきたの?」(モテる男性という意図を含めた褒め方)

(2)外見褒め

女性はオシャレした部分やアクセサリーを褒められると嬉しい気持ちになりますが、男性の場合は肉体的な部分や男らしさを褒めてあげると嬉しい気持ちになり ます。また男性に「かわいい」という褒め言葉は見下されている感じで受け取る人もいますので、あまり使わないようにしましょう。

「最近、筋肉ついてきたね。なんか、たくましくなったように見えるよ」
「髪型かえたんだ。いい感じに爽やかになっているよ!」
「やっぱ~さんは頼りになるね。こういう力仕事ができるなんてたくましい」

※褒めて否定されたときの対処
相手を褒めてあげても「そんなことないよ」、「またまたぁ~」などと否定されたときは、「冗談っぽく聞こえるのかな。ホントにそう思ったのに・・・」などと言って、本当にそう思って褒めたことを押し通しましょう。ちょっと高度なテクニックになりますが、状況を判断して「私ってそういう風に見られるのかな。それだったらちょっとショックかも・・・」などと少しすねてみたり、逆ギレ気味にしてみるのも一つの方法です。

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